大学の童話研究会のメンバー・麻里達は、訪れたテーマパークの森の中の暗闇で離れ離れになってしまう。辿り着いたのは、童話「赤ずきん」の物語の世界。麻里は赤ずきんと出会う。しかし、森で展開されていたのは「赤ずきん」の物語だけではなかった。複数の物語が交錯し、やがて1つになった場所にいたのは、赤ずきんの腹違いの妹・青ずきんと、未来からやってきた赤ずきんのもう1人の腹違いの妹・防空ずきん。それぞれの思惑から、物語は思わぬ方向へ。そして明らかになる、登場人物達の本当の姿…。
果たして麻里達は、この物語をハッピーエンドに導き、元の世界へ帰ることができるのか?
あり得ないけどあり得たかも知れない、何がホントかウソなのか分からない、純真舞台版「赤ずきん」。