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劇団名 アマヤドリ
公演時期 2014/04/22
地域 関東
キャスト
笠井里美/松下仁/糸山和則/渡邉圭介/小角まや/榊菜津美/中村早香
スタッフ
作・演出:広田淳一
照明:三浦あさ子(賽【sai】)/衣裳:矢野裕子/演出助手:木村恵美子/宣伝美術:山代政一・さとうみみ/宣伝映像:伊藤大地/Web:堀田弘明/制作:TEAM#BISCO・青柳偉知子/協力:A-team・ACTsynapse
企画制作:アマヤドリ
主催:合同会社プランプル
提携:シアター風姿花伝
あらすじ
「人は、それぞれのマジックミラー号にのって。」
舞台は「自由」が大いに拡大され、刑務所までもが半民営化されたリバタリアンの行政特区。
日本でありながら今の日本とはちょっと違う、そんな場所。
派遣労働のソーシャル・ワーカーとして、受刑者たちに「心からの反省」を促すべく活動を続ける「夫妻」(向井と有島)を軸に、被害者の親族や受刑者の犯した罪とその内面を巡って物語は進む。
「妻」・有島が担当するストーカー殺人を犯した男(門田)は、なかなか有島の望むような形での反省/更生へは向かってくれず、強すぎる糾弾の言葉がかえって門田の心を頑なにしてしまう。一方、向井はどこまでも軽妙に話す安楽死殺人犯の中年女(占部)に手こずっていた。「夫妻」を始めとする人材派遣会社「ニンゲン」の職員たちと、自らの罪に向き合うことを拒絶するかのような言動を繰り返す受刑者たちとの間にはいつも小さな衝突が繰り返されていた。そんな折、「夫妻」の間にもぬきさしならない大問題が発生して、ふたりの関係もまた大いにゆらいでいくこととなる……。
ストーカー殺人、安楽死殺人、出生前 DNA 鑑定など、現代日本の抱える答えの出ない問いに挑む濃密な会話劇。ゆっくりと「善」と「悪」、「常識」と「非常識」との溝が融解していく。ダンスもない、音楽もほとんどかからない、劇団員のみでお届けするアマヤドリの新境地!
どうぞご堪能ください。
平均: (0)
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