脚本家、演出家の春陽漁介を主宰として、2012年4月旗揚げ。
『青空の下になびいている真っ白いTシャツのように、日々当たり前に見えている風景をリフレッシュさせたい。日常の汚れた気分を“ゴシゴシ(5454)と洗い流したい”』というのが劇団名の由来。
「心を守る脳の仕事」を主なコンセプトに、コメディをベースにしながら人の心を分解していく作品が多い。
自分と他人をもっと大切に出来る「新たな視点」を探し作品づくりをしている。
脚本家、演出家の春陽漁介を主宰として、2012年4月旗揚げ。
『青空の下になびいている真っ白いTシャツのように、日々当たり前に見えている風景をリフレッシュさせたい。日常の汚れた気分を“ゴシゴシ(5454)と洗い流したい”』というのが劇団名の由来。
「心を守る脳の仕事」を主なコンセプトに、コメディをベースにしながら人の心を分解していく作品が多い。
自分と他人をもっと大切に出来る「新たな視点」を探し作品づくりをしている。
嫌い
劇団5454(ランドリー)
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溢れる
劇団5454(ランドリー)
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ト音(2019年公演)
劇団5454(ランドリー)
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カタロゴス~青についての短編集~
劇団5454(ランドリー)
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劇団5454プロデュース佐瀬恭...
劇団5454(ランドリー)
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トランスイマー~眠りに棲みつく...
劇団5454(ランドリー)
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時喰
劇団5454(ランドリー)
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カタロゴス〜『洗』についての短編集〜
劇団5454(ランドリー)
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好き
劇団5454(ランドリー)
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劇団5454プロデュース板橋廉...
劇団5454(ランドリー)
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少年の庭
劇団5454(ランドリー)
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トランスイマー
劇団5454(ランドリー)
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tag
劇団5454(ランドリー)
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マザー
劇団5454(ランドリー)
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ト音(2013年公演)
劇団5454(ランドリー)
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ランドリーシンドローム
劇団5454(ランドリー)
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ト音(再演)
劇団5454(ランドリー)
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カタロゴス-「数」についての短編集-
劇団5454(ランドリー)
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劇団5454(ランドリー)
ドラマ ミステリー・サスペンス コメディ
「嫌い」はきっと、自己防衛。
生きていて、「嫌い」と口走ってしまうことがある。だって、私には嫌いなものがたくさんあるから。嫌いなものを提示することで、自分から嫌いなものを遠ざけ、自分を守ってきたつもり。
でも、私が口に出す「嫌い」は、周囲を不安や不快な気持ちにすることもあるらしいと知った。
世の中は、ネガティブな言葉を心に秘めることで、幸せが訪れると信じている。私だって幸せになりたい。だから「嫌い」を封印してみた。するとどうだろう。嫌いだと思っていた人や物や出来事は、さほど嫌いでもないような気がしてくる。食わず嫌いとでも言うのだろうか。接してみると、それなりに対応出来る自分がいる。周囲からも愛され、人生が変わっていくのがわかった。私から、嫌いなものが消えていく……。
ふと、心を澄ます。すると何か、不気味なものが目の前まで近寄って来ていた。もっと前から嫌な気配はあったはずなのに、私は、鉄炮の構え方を忘れていた。
——それ以上近づかないで。そこを越えられたら、きっと私は、私を嫌う。
森島縁/榊木並/淺川眞來/及川詩乃/高野アツシオ/佐瀬恭代/窪田道聡/石田雅利絵/小黒雄太/村尾俊明
作・演出:春陽漁介/音楽:Shinichiro Ozawa/舞台監督:北島康伸/舞台美術:愛知康子/照明:安永瞬/音響:游也(stray sound)/宣伝美術・制作補佐:横山真理乃/コンテンツ企画・制作補佐:堀萌々子/スチール撮影:滝沢たきお/配信・撮影:TWO-FACE/票券:遠藤唯(ViStar)/提携:赤坂RED/THEATER/企画・制作: 劇団5454/協力:株式会社L.LovesR.・石田企画・株式会社舞夢プロ・ロングランプランニング株式会社・UMG株式会社
劇団5454(ランドリー)
ドラマ コメディ
__私は、涙が溢れる。
よく「感受性が豊かだね」「優しい人だね」と言われるが本当にそうだろうか。映画や本で泣くのはまだいいが、美術館や博物館でも涙が止まらない。歴史に詳しいわけでも、思い入れがあるわけでもでもないし、なんなら何が良いのだろうとさえ思っているのに。友達とお茶をする。花が咲いている。赤ちゃんとすれ違う。老婆が階段を登っている。貯金がない。これら全てに涙が溢れる私の感情は、ただ「豊か」の一言で片付けられるほど穏やかじゃない。
__私は、涙を流さない。
すぐ「心が死んでる」「冷たい人だ」と言われるが本当にそうだろうか。「泣ける」という宣伝で売り出される映画や本でまんまと泣いている人間は、単にストレス発散をしているだくで感受性は関係がない。本来、涙というのは他人には見せるべきものではなく、自分の人生において蓄積するパズルのピースのようなものがハマった瞬間に溢れるべき主観的なものなのだ。共感などという安い涙で大手を振っている連中には吐き気さえ感じる。
__私たちは、涙によって繋がった。
ごく平凡な日常で、私たちが出会った廊下。涙を流す私に声を掛けた彼は、怪訝な表情をしながらハンカチを渡した。
石田雅利絵/及川詩乃/小黒雄太/窪田道聡/榊木並/佐瀬恭代/高野アツシオ/村尾俊明/森島縁
作・演出:春陽漁介/音楽:Shinichiro Ozawa/舞台監督:住知三郎/舞台美術:愛知康子/照明:安永瞬/音響:游也(stray sound)/宣伝美術:横山真理乃/スチール撮影:滝沢たきお/配信・撮影:TWO-FACE/ティザー映像:鶴本正秀・安藤譲/制作補佐:堀萌々子・横山真理乃/協力:株式会社L.LovesR.・石田企画・株式会社舞夢プロ・ロングランプランニング株式会社/提携:赤坂RED/THEATER/企画・制作:劇団5454
劇団5454(ランドリー)
ドラマ コメディ
#君は #僕の ♭嘘
東京都内の公立高校に通う、新聞部の藤と秋生。
教師たちしか読まない校内新聞に嘆いている二人は、生徒たちの足を止めるべく、教師たちの「嘘」を記事にし始める。
一方で、保健室通いの秀才長谷川は、音への興味から、固有振動数と共鳴で物体の破壊を試みていた。
ある日、秋生は嘘がまとわりつく教師坂内から先制攻撃を食らってしまう。
それをキッカケに意気投合する三人は、「嘘の破壊」に乗り出すが、その先に待っているのは、嘘と願うような真実だった。
劇団5454の人気作の決定版。
嘘の周波数と笑いが奏でる、ちょっと不思議な協和音。
板橋廉平/小黒雄太/及川詩乃/真辺幸星/村尾俊明/高野アツシオ/関幸治/榊木並/石田雅利絵/松永渚
作・演出:春陽漁介/音楽:Brightwin/舞台監督:佐藤豪・吉田誠(箱馬研究所)/舞台美術:照井旅詩/照明:安永瞬・鈴木麻友/音響:游也(stray sound)/宣伝美術・PR:(株)L.LovesR./スチール撮影:滝沢たきお/制作:(株)L.LovesR.・萬田拓未・森島縁・佐瀬恭代/企画・製作:劇団5454
劇団5454(ランドリー)
コメディ
「コールドベイビーズ」
近未来。 深刻な人口不足が進む日本は、 人口子宮の開発に成功し、冷凍保存されている卵子と精子を使って秘密裏に子を産み落とした。彼らは「国の子ども」 として施設の中で生活していた。中でも健康体であった亜青と紫亜。 紫亜はどこからか入手した一般人の日記を手に入れると、毎日読んでは、亜青に楽しそうに話をした。
「ロンディ」
高樹一美、32歳。恋愛ドラマに憧れ理想的な男性を探し続けて様々な恋愛をしてきたが、一美のお眼鏡に叶う男性はいない。 ある日、 母から留学生を一ヶ月間泊めて欲しいとお願いされる。しぶしぶ受け入れることとなった一美の前に現れたのは、イケメン韓国人、ヒョンジュであった。
「レストホーム」
翔子は、20代の頃に両親を事故で失い、 唯一の家族は兄の亮太である。しかし、 両親が残した実家と保険金でひきこもりをしている亮太に愛想をつかしている。 翔子は3ヶ月前から付き合っている賢人と婚約をし、亮太に紹介とお願いをするべく実家に帰るのだったが…。
「ビギナー♀」
双柳大学バドミントンサークル「ビギナー♀」 は、名前の通り、初心者が集まり楽しむための女子だけのサークル。しかし 、ほとんど活動はせずに体育館に集まって雑談をするだけのお喋りサークル。 そんなある日、引退間近の3年生はなが、 大会に出場し、1勝だけでもしたいと提案する。
小黒雄太/榊木並/高野アツシオ/村尾俊明/森島縁(以上/劇団5454)/阿澄佳奈(81プロデュース)/及川詩乃/大迫綾乃(アナログスイッチ)/河西美季/窪田道聡/鈴木千菜実/テジュ(株式会社アイエス・フィールド)/西野優希(東京マハロ)/波多野伶奈/山脇辰哉
作・演出:春陽漁介/演出助手:板橋廉平/音楽:Brightwin/舞台監督:佐藤豪/舞台美術:愛知康子/照明:安永瞬/音響:遊也(straysound)/宣伝美術・PR:(株)L.LovesR./スチール撮影:滝沢たきお/制作:(株)L.LovesR.・劇団5454/企画:劇団5454
劇団5454(ランドリー)
喫茶店でパソコンと睨めっこ。僕は『スケッチ』に考えをめぐらせる。隣の女性二人組の会話が聞こえてくる。
飲んでいる紅茶。昨日観たドラマ。一年前の彼氏。食べているケーキ。未だ見ぬ旦那。今日観る映画。
話題が、飛んでは戻りを繰り返す、女性特有の会話形式。
スケッチが、概略・印象を写し取った素描のことなら、この女性同士の会話はスケッチだろう。
結論のない下書きばかりの時間は、無駄に見える。なのに、楽しそうな彼女たちが羨ましい。
そして僕は、物語を生み出そうとする手を止める。一度、色を無くしてみたらどうだろうか。そこには何が見えるだろう。
劇団5454プロデュースで贈る、佐瀬恭代と森島縁の二人芝居。
女性が集えば巻き起こる、日常の中の不条理会話劇。
佐瀬恭代/森島縁
作・演出:春陽漁介
音楽:Brightwin/舞台監督:高野アツシオ/照明:安永瞬/音響:粂野由里絵/舞台美術:村尾俊明/宣伝美術:(株)L.Loves R./スチール撮影:滝沢たきお/背景スケッチ:吉永夢子/演出助手:板橋廉平/制作:(株)L.Loves R.・劇団5454/企画:劇団5454/スペシャルサンクス:川口俊和・西角紫帆・逆井奈愛
劇団5454(ランドリー)
SF ファンタジー
私は、スイスの心理学者カール・ユングの集合的無意識を次のように解釈する。
身近な集合的無意識は夢の中にあって、自分だけの世界でしかないと思っていた夢の中は、他の誰かと繋がっている。
夢は記憶のプール。私はコースロープをくぐり、あなたの夢に現れる
■門真国際映画祭2019舞台映像部門最優秀J:COM賞
森島縁/小黒雄太/高野アツシオ/佐瀬恭代/榊木並/関幸治/石田雅利絵/村尾俊明/竹間梨香/板橋廉平
作・演出:春陽漁介
音楽:Brightwin/舞台監督:鈴木拓・吉田誠/舞台美術:照井旅詩/大道具:王様美術/照明:安永瞬・鈴木麻友/音響:ひのだい・滝口美幸/宣伝美術・PR:L.LovesR./スチール撮影:滝沢たきお/演出助手:金城秋桜里/制作:萬田拓未/企画:劇団5454・ひのだい/スペシャルサンクス:観劇三昧・スタジオトルク・花の香酒造株式会社・吉澤健・岡村弥春・西角紫帆・井上大輔
劇団5454(ランドリー)
SF
時間に追われる現代社会。次々と迫り来るタスク。応戦するには、時間の有効活用が必須。学校や会社への移動時間。家族や恋人との時間でさえちょっとの無駄も許されない。
そんな人々を、遠巻きに眺める男はつぶやく。「時間は、味わうものなんだ」
劇団5454、第10回公演。赤坂RED THEATER初進出は、時間×食のSF作品。
全ての人々が平等に持つはずの「時間」は、何者かに喰われてる。
高野アツシオ/関幸治/村尾俊明/石田雅利絵/板橋廉平/佐瀬恭代/森島縁/工藤佑樹丸/小黒雄太/真辺幸星/竹間梨香
作・演出:春陽漁介/音楽:Brightwin/スクリプトアドバイザー:安東克人/舞台監督:鈴木拓・板部文/舞台美術:仁平祐也(A)/照明:安永瞬・赤須加奈/音響:ひのだい/宣伝美術:Bumper inc. /スチール撮影:滝沢たきお/制作:森ゆか里/制作補佐:渡辺早紀/広報:逆井奈愛/物販:萬田拓未/企画:劇団5454/スペシャルサンクス:志事務所・宝八幡宮 甲斐大史・丸山智子・小泉尭史・飯島侑也・田中愛美・藤澤昌実・浅葉爽香・吉葉美桜
劇団5454(ランドリー)
其処らでモクモク立つ煙。奴らは脳をデコってる。
溜まった汚れに嫌気が指すなら、洗濯機へ今、身投げせよ。
洗いあがった衣服を眺める。落ちない記憶が染み付いている。
男が集って球磨き。それが何かもわからずに。
酵素。断食。岩盤浴。きらめく出会いを信じる女は、毒素を抜いて時を待つ。
”カタログ”の語源である「カタロゴス」をタイトルにして、
この世やあの世に転がる身近なことを取りまとめる、劇団5454の短編シリーズ。
第2弾は「洗」についての短編集。
演劇という洗濯に、あなたの日々は洗われる。
工藤佑樹丸/森島縁/榊木並/佐瀬恭代/関幸治/染谷敬子/小黒雄太/高野アツシオ/村尾俊明/石田雅利絵/板橋廉平/杉浦実佳
作・演出:春陽漁介
音楽:Brightwin/スクリプトアドバイザー:安東克人/舞台監督:鈴木拓/舞台美術:仁平祐也/照明:安永瞬/音響:ひのだい/宣伝美術:Bumper inc./スチール撮影:丸山智子・滝沢たきお/制作:森ゆか里/制作補佐:渡辺早紀・逆井奈愛・萬田拓未/企画:劇団5454/スペシャルサンクス:にしすがも創造舎・オレンジロウソクira・田中愛美・辻村篤・藤澤昌実
劇団5454(ランドリー)
夜の公園。幸太と明智の二人は、毎晩のように集っては会話を楽しむ。
そんなある日、幸太の元に一人の女性が歩み寄り、言う。
「好き」
男たちは夜空に放たれたその言葉の意味を探す。
工藤佑樹丸/村尾俊明/森島縁/榊木並/高野アツシオ/石田雅利絵/竹間梨香/板橋廉平
脚本・演出:春陽漁介
舞台監督(東京):和田健汰((株)Key-Stones)/美術・舞台監督(大分・大阪):田中惇子/舞台監督補佐:倉科史典((株)Key-Stones)/大道具:森山史/照明:安永瞬/音響:ひのだい・滝口美幸/音楽:Brightwin/宣伝美術・PR:L.LovesR./スチール撮影:滝沢たきお・丸山智子/スクリプトアドバイザー:結木S/制作:森ゆか里/制作補佐:逆井奈愛・渡辺早紀/物販:萬田拓未/企画・製作:In All Directions
劇団5454(ランドリー)
——ゴウンゴウンと唸るそれは、じっとりと染み付いた記憶をすすぎ落とすように、
健気でありました。それは、タイムマシンの温もりと似ております——
西武池袋線の練馬高野台駅から徒歩十二分。家賃五万二千円。築二十三年の木造アパートの二階の一番西側。
雨水でまだら模様に染まる扉を出る。十二年前オザワで買ったシルバーのオーディナリーでシミラーな自転車を、時速十五キロ程度で三十二分吹かせば、このコインランドリーに到着する。
ギリギリギリ。
錆びれたサッシ扉を重ねれば、コンクリートの床で狭そうに並ぶ洗濯機たちが出迎えてくれる。八台ある洗濯機。布団用の大きいのが二台と普通のが五台。それと、小さいスニーカー用のが一台。
大きい二台が父親と母親でして、スニーカー用は六年前にやって来た末っ子です。ちなみに父親はぶっ壊れてます。
中央には、ガタついたテーブルがひとつと、座面が傾いて滑り台と化したパイプ椅子が三脚。半年前まで四脚あったけど、裏のアパートに越して来たガキが、ひとつ盗っていった。
入口の右側に棚があって、雑誌やら漫画やらがぎゅうぎゅうに詰まっている。
昔はここのオーナーが定期的に入れ替えていたが、いつからかその制度は無くなった。だから今は俺が管理している。いらなくなった本があったら置いてってくれて構わない。
入り口の上に「贈 双柳大学アメリカンフットボール部」と刻み込まれた時計がある。これは十三分遅れているので、注意が必要。何回か正しい時間に直した事はあるが、三十五時間後にはきっちり十三分遅れる。だから諦めた。まあ、これがここの時間って事。
先月ここを訪れたのは、俺を含めてのべ二十人と八匹。売上は一万五千円。
これが、ここの全て。
俺は、今日もここに座って、ここにやって来る人たちを見る。考える。そして、語る。
板橋廉平
脚本・演出:春陽漁介(劇団5454)/舞台監督:鈴木拓/照明:申政悦(untitled light)/音響:ひのだい
音楽:Brightwin/舞台美術:板部文/スチール撮影:滝沢たきお/スクリプトアドバイザー:結木S/宣伝美術・PR:(株)L.Loves R./演出助手:田中心太/制作:萬田拓未(劇団5454)/制作補佐:森ゆか里(劇団5454)/企画制作:劇団5454
劇団5454(ランドリー)
ある日、小さな町で一人の男が突如失踪した。
それを調べる雑誌記者は、取材を重ねるうちに失踪した男に違和感を感じる。
「〝彼〟を知る人たちが、同じ〝彼〟の話をしているとは思えないんです」
記者は、男を知るために過去を追い始めた。
そして、それは少年時代まで遡る。
劇団5454の新作は、「子ども」を追うミステリー。
明日の彼を知っているのは誰なんだ?
榊木並/関幸治/村尾俊明/板橋廉平/工藤佑樹丸/佐瀬恭代/森島縁/小黒雄太/高野アツシオ
脚本・演出:春陽漁介
演助・舞監:板部文/照明:申政悦(untitled light)/音響:ひのだい/音楽:Brightwin/舞台美術:小幡光/宣伝美術:Bumper inc./制作:劇団5454・森ゆか里/制作補佐:萬田拓未・逆井奈愛/企画・製作:PU四方八方
劇団5454(ランドリー)
ある女は、スイスの心理学者カール・ユングの集合的無意識を次のように解釈する。
「自分だけの世界でしかないと思っていた夢の中が、他の誰かと繋がっている」
SF映画に出てくるような、大げさな機材は必要ない。
記憶に共有部分があり、その記憶を呼び起こしさえすれば、
他人の夢に潜るのは容易いのだ。
劇団5454第7回公演は、夢(眠り)を考察。
夢の共有に魅せられたオタクたちが、夢中を狂い泳ぐ。
森島縁/工藤佑樹丸/関幸治/板橋廉平/高野アツシオ/佐瀬恭代/小黒雄太/村尾俊明/榊木並
脚本・演出:春陽漁介
演助・美術:板部文/舞台監督:南野ルイス重成/照明プラン:申政悦/照明オペ:岡田潤之/音響:前田真宏/音楽:Brightwin/宣伝美術:Bumper inc./制作:劇団5454/企画・製作:PU四方八方
劇団5454(ランドリー)
人間科学を専門とする大学講師のコジマは、嫌だった。
同僚ヨネヤマの、誰にでも理想的な助言をする様が。
学生ショウタの、常に集団の真ん中にいる様が。
妻メグミの、雑誌の片隅のおまじないを実行する様が。
かと言って、これらの否定は野暮ったい。だから、助言や薦めは聞き流す。
人と適度な距離感を守っているはずのコジマに、陰気な学生フミは言う。
「先生のタイムライン、随分荒らされてますよ」
劇団5454第5回公演は、日々、当たり前に貼付けられる付箋を整頓。
ワケ無く嫌気が差す瞬間、きっとタグがついている。
村尾俊明/高野アツシオ/板橋廉平/工藤佑樹丸/小黒雄太/真辺幸星/森島縁/榊木並/関幸治/浅川薫理/佐瀬恭代
脚本・演出:春陽漁介
舞台監督:鈴木拓/美術:瀬戸元哲/音響:ひのだい/照明プラン:申政悦(untitled light)/照明オペ:岡田潤之/宣伝美術:Bumper inc./制作:劇団5454/企画・製作:PU四方八方/株式会社バンパー
劇団5454(ランドリー)
2013年現在、2500棟以上あると言われるハウスシェアリング。
老醜安価なゲストハウスとは一線を引き、小粋多用なシェアハウスが若い世代を中心に受け入れられ、今も尚増え続けている。
世田谷のとあるシェアハウスには、例により年齢も職業も性別も違った、統一感のない連中が暮らしている。
ある日、無能を自負するナオは同居人たちに手料理を振る舞い賞賛を得る。それをキッカケにナオはままごと程度に家事を担当し始め、見返りにお駄賃を頂戴していく。
炊事、洗濯、掃除、仕入れ、管理……ナオの仕事が増えるとともに、家は便利になり、ナオは力を得る。そしてままごとは、いつしか小さな世界を支配する。
いつの間にか変化していく日常は、違うとわかっていても戻せない事がある。狭い環境で起きる支配は、きっと誰にも他人事ではない。
佐瀬恭代/春陽漁介/高野アツシオ/工藤佑樹丸/森島縁/竹間梨香/関幸治/板橋廉平/村尾俊明
脚本・演出:春陽漁介
演出助手:板部文/舞台監督:鈴木拓/美術:板部文/小幡光/音響:ひのだい/照明:勝政樹/音楽:安東克人/宣伝美術:Bumper inc./制作:金子丘仁慧/柳原真咲/渡辺早紀/企画・製作:PU四方八方/株式会社バンパー
劇団5454(ランドリー)
あれも嘘。これも嘘。嘘ばっか。この世界(学校)には嘘が多過ぎる。
僕の大切な時間を、バカ共のしょうもない嘘で埋められるなんて、何て不毛なことだろう。
「君には期待してるよ」
先生。聞こえてますよ、嘘の音。
劇団5454が送るのは、嘘の周波数と笑いが奏でる、ちょっと不思議な協和音。
板橋廉平/工藤佑樹丸/飯島侑也/森島縁/村尾俊明/高野アツシオ/佐瀬恭代/春謡漁介/関幸治
脚本・演出:春謡漁介
演出助手:板部文/舞台監督:佐藤豪
/美術:板部文/音響:ひのだい/照明:安永瞬(ASG)/宣伝美術:Bumper inc./音楽:安東克人/制作:金子丘仁慧/川口恵実/渡辺早紀/企画・製作:PU四方八方/株式会社バンパー
劇団5454(ランドリー)
高嶋光介くん、27歳。初めての洗濯。
彼女が出て行った。彼は今日、27歳にして初めて洗濯をした。
慣れない手つきで洗濯機を操作してみたが、あら簡単。
「偉そうに言ってたけど、こんなもんか。」
そうつぶやく彼の半笑い顔を愛せる女性は少ないのかも知れない。
回り始めた洗濯機を、吸い込まれるように見つめている。
キレイになっていく衣服。変わりに汚れていく水。ぐるぐるぐるぐる……
どのくらい時間が経ったのかよくわらかない。何を考えていたのかもよく覚えていない。
残っているのは、何とも言えぬ高揚感だった。
関幸治/森島縁/高野アツシオ/佐瀬恭代/飯島侑也/板橋廉平/竹間梨香/村尾俊明/春謡漁介/工藤佑樹丸
脚本・演出:春謡漁介
演出助手:板部文/舞台監督:鈴木拓
/音響:森内美帆/Ryo-i(Otochondria)/照明:井坂浩/美術:秋友久美/宣伝美術:Bumper inc./挿入曲:AGO/エンディング曲:Miz/制作:金子丘仁慧/制作補佐:川口恵実/渡辺早紀/企画・製作:PU四方八方/株式会社バンパー
劇団5454(ランドリー)
高校の新聞部に所属する藤と秋生は、教師たちしか読まない校内新聞に嘆いていた。
そこで、内容をゴシップに変えることに。学校に蔓延する「嘘」を暴くのだ。
一方では、保健室通いの秀才長谷川が音について学ぶ。
昔流行った、固有振動数と共鳴で物体の破壊を試みる。
そして、新聞部と秀才は交わり、「嘘の破壊」が計画される。
劇団5454の人気作が待望の再演。
嘘の周波数と笑いが奏でる、ちょっと不思議な協和音。
「君には期待しているよ」
先生。見えてますよ、嘘の音。
小黒雄太/工藤佑樹丸/板橋廉平/森島縁/村尾俊明/高野アツシオ/佐瀬恭代/浅川薫理/関幸治/榊木並
脚本・演出:春陽漁介
演出助手:板部文/舞台監督:鈴木拓/美術:瀬戸元哲/照明:安永瞬/音響:ひのだい/音楽:安東克人/宣伝美術:Bumper inc./制作:劇団5454
企画・製作:PU四方八方・株式会社バンパー
劇団5454(ランドリー)
ドラマ アート
集合は10時。偏差値は50。降水確率60%。人生の2択。3年目の倦怠期。
特価3980円でラッキー。時計を見たら4時44分でちょっとブルー。
確率が全てじゃないけれど、成功率は高い方がいい。
多けりゃいいとは思わぬけれど、友はいっぱい居て欲しい。
数字が何かの暗示なら、信じてみるのも損はない。
劇団5454から短編シリーズがスタート。
“カタログ”の語源である「カタロゴス」をタイトルにして、この世やあの世に転がる身近なことを、時折取りまとめます。
創刊号である第4回公演は、5つの「数」についての短編集。日常の「数」を意識した時、あなたの視界が大きく広がる。
板橋廉平/工藤佑樹丸/佐瀬恭代/関幸治/高野アツシオ/
村尾俊明/森島縁/浅川薫理/小黒雄太/榊木並
作・演出:春陽漁介
演出助手:板部文/舞台監督:鈴木拓/美術:瀬戸元哲/音響:ひのだい/照明:安永瞬(ASG)/音楽:安東克人/宣伝美術:Bumper inc./制作:劇団5454/制作補佐:辻村篤
JASRAC許諾番号:
9015824001Y43136
NexTone許諾番号:
ID000002082