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劇団名 劇団5454(ランドリー)
公演時期 2017/04/29
地域 関東
キャスト
工藤佑樹丸/村尾俊明/森島縁/榊木並/高野アツシオ/石田雅利絵/竹間梨香/板橋廉平
スタッフ
脚本・演出:春陽漁介
舞台監督(東京):和田健汰((株)Key-Stones)/美術・舞台監督(大分・大阪):田中惇子/舞台監督補佐:倉科史典((株)Key-Stones)/大道具:森山史/照明:安永瞬/音響:ひのだい・滝口美幸/音楽:Brightwin/宣伝美術・PR:L.LovesR./スチール撮影:滝沢たきお・丸山智子/スクリプトアドバイザー:結木S/制作:森ゆか里/制作補佐:逆井奈愛・渡辺早紀/物販:萬田拓未/企画・製作:In All Directions
あらすじ
夜の公園。幸太と明智の二人は、毎晩のように集っては会話を楽しむ。
そんなある日、幸太の元に一人の女性が歩み寄り、言う。
「好き」
男たちは夜空に放たれたその言葉の意味を探す。
平均: (1)
右端の観客 2022/09/14 18:16
テーマが良い。構成は改善の余地あり。
世の中には自明と扱われているけど、実際なにを指しているのかは定かでない言葉に対する疑問意識を主人公は持っている。普通とは何か、好きとは何か。そういうことに逐一引っかかってしまう”変”人の幸太と、”一般”人である明智を中心に据えることで、その差異からテーマが感じ取れる構図が素晴らしい。特に、幸太が最後に「好きとは解放だ」と明確な答えを出しているところにも好感が持てた。(いささか演説チックなところはあるが、幸太の性格として頷ける) 回想シーンの手法も演劇ならではという感じで良かった。特に明智が幸太の母親から過去を聞き出す場面は圧巻で、時空の断裂を違和感なく一つにまとめ上げる演出は鳥肌モノだ。 一つ惜しいと感じたのは、場面の配列である。この演劇のテーマにおいて、明智の恋愛はあまり重要ではないと思う。それなのに後半、まあまあ長い尺を取ってしまったのはいかがなものか。確かに明智が「なんでもやってみないとわからない、と自信を持って言える」という発言に至るためには必要だったかもしれないが、それにしても長いと思う。演劇を通して場面の変換が非常に円滑に進んでいたのだから、明智の恋愛場面を他のエピソードの合間に挿入して、その冗長さを消す工夫もできたのではないかと、お節介ながら思っている。 総じて、テーマが非常に私好みで作者は逃げずに結論を出してきたのが殊勝であるが、話のバランスが今ひとつであった。ただ、会話のキレ味が良かったので全体としては最後まで楽しめたので星4つ。
嫌い
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溢れる
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