どこともわからぬ一軒のアパート。その中のどの部屋ともわからぬ一室。不動産屋に案内された部屋の番号は206号室。
ある日、何となくの拘りでその部屋の内見に訪れた男が、同じくその部屋に拘りを持つ一人の女に出会う。誰ともわからぬその謎の女の口からその場で次々男に向けて語られるのは、同じくどことも、その部屋ともわからぬ幾つものアパートの『一室』にまつわるエピソードであった。
一室では、複雑な男女の恋愛劇が、また一室では踏み越えてはならない一線を踏み越えてしまった犯罪者とその妻が、また一室では、家族になりたかった他人たちが、それぞれの会話を織り成す。
ボクラ団義第十六弾は、時間超越、超会話劇!!シアターグリーン BIG TREE THEATERの横にも縦にも大きなスペースを、敢えて小さく細かく会話劇!?
交錯して次々と織り成される会話、それが行われるアパートの一室。そのいずれかが206号室なのか。そもそも206号室とはどんな部屋なのか。
ちょっとした会話に、嫌というほど見え隠れする人の気持ち。それぞれの住人達の想いが、時をかけて交錯する!SFじゃないのにとあるアパートの一室が時をかける!?ボクラ団義流、新感覚の時間超越会話劇!
※決して痛快・爽快なタイムトラベルものではありません。ご注意下さい。
キャスト
[bokura-dangi]沖野晃司/竹石悟朗/大神拓哉/平山空/春原優子/糸永徹/添田翔太/福田智行/内田智太/高橋雄一/中村宜広/大友歩/松嶋沙耶花/大音文子/[guest]今出舞(PKP)/高橋明日香(あおい)/齋藤彩夏(ヴォーカル)/加藤凛太郎(BESPOKE JAM)/図師光博/椎名亜音(劇団6番シード)/中野裕理(トキエンタテインメント)/七海とろろ(バクステ外神田一丁目)/吉田宗洋(サンミュージックブレーン)/高田淳(X-QUEST)
スタッフ
作・演出:久保田 唱
舞台監督:金安凌平/照明:萩原賢一郎(Lighting Office アルティプラノ)/音響:山下菜美子(mintAvenue inc.)/映像:神林裕介/舞台美術:齊藤樹一郎/音楽:三善雅己/楽曲提供:Rose in many Colors/振付:沖野晃司・春原優子/衣装:平山 空/美術補:添田翔太・竹石悟朗/小道具:内田智太/宣伝・営業:竹石悟朗・添田翔太・大音文子/宣伝美術:岡 優貴(MATERIALIZE)/Web:ハローワークス/当日制作:狩野正仁(TEAM#BISCO)/制作:ボクラ団義制作部(田中翔太・清水瑞希)/企画・製作:ボクラ団義