カテゴリー ドラマ,
劇団名 劇団キンダースペース
公演時期 2020/06/30
地域 関東
キャスト
林修司/宮西徹昌/平野雄一郎/小林もと果/斉藤美奈子/関戸滉生/岡田千咲/杉山賢/西本亜美
スタッフ
作:岸田國士/演出・美術:原田一樹/照明プラン:篠木一吉(創光房)/照明操作:中村智也/音響プラン:林修司/音響操作:坂本奈都実/チラシデザイン:宮西徹昌/舞台写真:中川忠満/協力:劇団キンダースペース後援会/ワークユニット2020/制作:劇団キンダースペース/劇団キンダースペーススタッフ:瀬田ひろ美/村信保/白沢靖子/古木杏子/三枝竜/深町麻子/森下高志/榊原奈緒子
あらすじ
「或ること」をいふために芝居を書くのではない。芝居を書くために「何か知ら」いふのだ。
(「新進作家の立場から」都新聞1924)
処女作「古い玩具」を描いた直後の岸田國士の言葉。これ故に岸田國士は芸術派と呼ばれる。
なるほど「古い玩具」、代表作「チロルの秋」「紙風船」で、劇的な事は何も起きない。
では「命を弄ぶ男二人」は? 「動員挿話」は? 「風俗時評」は?
『切歯扼腕』と言う言葉がある。歯ぎしりして自分の腕を握りしめること。
軍人家庭に生まれた仏文青年。ヨーロッパの日本人。西洋演劇の輸入。翻訳劇しかやらないと宣言する築地小劇場。大政翼賛会文化部長。日本近代化。
岸田國士は、『切歯扼腕』の人。日本に戻って、いやベルエポックのパリの異邦人であった頃から、歯がみして腕に爪を立てていた。
その彼の「或ること」をいうために書くのではない、は、ほとんど「叫び」のはずだ。
しかし一方そんな「叫び」に書くべき価値はない、と宣言しての作家活動。これは喜劇に結実する。ついには「知らん!」と叫ぶ。
と、いうわけで、キンダースペース初めての岸田國士は、
「麺麭屋文六の思案」「留守」「遂に『しらん』文六」の三本立て。ご期待ください。
平均: (0)
報われし者のために
劇団キンダースペース
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パレードを待ちながら
劇団キンダースペース
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ママ先生とその夫
劇団キンダースペース
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夜明けに消えた
劇団キンダースペース
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女たちの自負 テネシー・ウィリ...
劇団キンダースペース
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ポー、大鴉の夜、あるいは私達の...
劇団キンダースペース
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「フェードル」〜あるいは崩れゆ...
劇団キンダースペース
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ウーマン・イン・マインド
劇団キンダースペース
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「銘々のテーブル」〜あるいは、...
劇団キンダースペース
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手紙
劇団キンダースペース
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ポー、大鴉の夜、あるいは私達の犯罪
劇団キンダースペース
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「新 復活」ネフリュードフとカ...
劇団キンダースペース
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モノドラマ「藤十郎の恋」
劇団キンダースペース
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「転生の夢」 〜ラフカディオ...
劇団キンダースペース
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「河童」 〜鼻の先の夕暮れ〜
劇団キンダースペース
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「白痴」 〜坂口安吾「白痴」他より〜
劇団キンダースペース
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