カテゴリー ドラマ, 恋愛, アート,
劇団名 SPAC-静岡県舞台芸術センター
公演時期 2018/03/11
地域 中部
キャスト
鈴木陽代/美加理/布施安寿香/寺内亜矢子/木内琴子/片岡佐知子/森山冬子/桜内結う/本多麻紀/阿部一徳/大内米治/加藤幸夫/大道無門優也/三島景太/吉植荘一郎/関根淳子
スタッフ
演出:宮城聰
/原作:ウィリアム・シェイクスピア/翻訳:小田島雄志/謡曲台本:平川祐弘/空間構成:田中友章/照明デザイン:大迫浩二/衣裳デザイン:高橋佳代/舞台監督:山田貴大/照明操作:小早川洋也/音響:山﨑智美/美術:深沢襟/ヘアメイク:梶田キョウコ/美術制作:佐藤洋輔・市川一弥・渡部宏規/ワードローブ:高橋佳也子/演出部:降矢一美・折本弓佳/演出補:中野真希/制作:中尾栄治・佐藤亮太/協力:明治大学理工学部建築学科/田中友章研究室/製作:SPAC-静岡県舞台芸術センター/助成:一般財団法人/地域創造
あらすじ
【EPAD】
「夢幻能」の形式によって立ち現れる
かつてない幽玄の『オセロー』
シェイクスピア四大悲劇の一つ『オセロー』。黒い肌の傭兵将軍オセローが、部下の姦計から猜疑と嫉妬に狂った末、最愛の妻を手にかける――舞台はもちろん映画化もされるなど、今も世界中で上演され続けているこの傑作悲劇を、宮城聰は「夢幻能」の形式を用い、オセローに殺された妻デズデモーナの側から描くことで、痛切な「愛の物語」へと昇華させます。
「夢幻能」は、この世に想いを残した死者(シテ)が旅僧(ワキ)の夢の中に亡霊として現れ、在りし日の栄光や苦しみを語ることで、最後は成仏するという構成を取ります。東京大学名誉教授で比較文化史の大家・平川祐弘氏は、『オセロー』を用いて「夢幻能」を解説する論文を雑誌「文學界」に発表し、その際主役(シテ)をデズデモーナとしました。偶然この記事を目にした宮城は、「デズデモーナは男性から見た女性のステレオタイプとして描かれ、個性が感じられず人間味が薄かったが、主役に逆転することで一気に魅力が増し、最大の強みになっている」と衝撃を受け、早速平川氏に謡曲台本の執筆を依頼、2005 年東京国立博物館日本庭園で初演されました。
それから13 年、宮城とSPAC が生み出した「動き手」と「語り手」の二人で一役を演じる「言動分離」の手法は一層磨き上げられ、能の言葉の美しさを際立たせています。さらに俳優による打楽器の生演奏が、あらゆる魂を浄化させる宮城演出ならではの祝祭性を力強く演出します。能舞台が設えられ、普段と趣を異にした静岡芸術劇場で、「夢幻能」が「ミヤギ能」に生まれ変わる瞬間を是非目撃してください。
EPAD・・・「緊急舞台芸術アーカイブ+デジタルシアター化支援事業」
(文化庁「文化芸術収益力強化事業」)の略称です。
本サイトでは、同事業において、新旧の舞台芸術の映像を配信できるように権利処理した作品に【EPAD】の印をつけています。
平均: (1)
KINOKO 2022/10/11 21:43
デズデモーナからみたオセロー
難しい…この形式でやる意味が分かりませんでした。
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