山西竜矢が脚本・演出をつとめる演劇ユニット。2016年の旗揚げ以降、東京を拠点に活動する。リアリティある日常生活の情景が奇妙な世界と混ざり合っていく、不穏かつ幻視的な作風が特徴的。人間が元来抱える行き場のないさみしさをユーモアを交えながら描き、空しくも美しい情景として昇華する劇作はどの作品にも通底している。
山西竜矢が脚本・演出をつとめる演劇ユニット。2016年の旗揚げ以降、東京を拠点に活動する。リアリティある日常生活の情景が奇妙な世界と混ざり合っていく、不穏かつ幻視的な作風が特徴的。人間が元来抱える行き場のないさみしさをユーモアを交えながら描き、空しくも美しい情景として昇華する劇作はどの作品にも通底している。
NEW 点滅する女
ピンク・リバティ
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とりわけ眺めの悪い部屋
ピンク・リバティ
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ピンク・リバティ
ドラマ
初夏。緑眩しい、山あいの田舎町。
父、母、兄と共に実家の工務店で暮らす田村鈴子は、家族の間にある静かな歪みに悩んでいた。表面的には仲の良い田村家だったが、5年前、家族の中心だった長女・千鶴が亡くなってから、その関係はどこかおかしくなっていた。
そんなある昼下がり。一人の見知らぬ女が、田村家を訪れる。
「千鶴さんの霊に、取り憑かれてまして」
女の奇妙な言葉をきっかけに、ぎりぎりで保たれていた彼らの関係は、大きく揺り動かされ─
喪失に苦しむある家族に訪れた幻想的な夏の一幕を、ブラック・ユーモアを交えて軽妙に描き出す、さみしくも美しい家族劇。
一般社団法人EPAD /文化庁 人材育成・収益化に向けた舞台芸術デジタルアーカイブ化推進支援事業
森田想/岡本夏美/水石亜飛夢/日比美思/斎藤友香莉/稲川悟史/若林元太/富川一人/大石将弘/金子清文/千葉雅子
作・演出:山西竜矢
音楽:渡辺雄司(大田原愚豚舎)/舞台監督:竹井祐樹/美術:土岐研一/音響:谷井貞仁(Collage Sound)/照明:松本大介/衣裳:キキ花香/演出部:川人早貴・小玉珠成/音響操作:八木進/照明操作:和田東史子/演出助手:三国由佳(SPM)/美術助手:安岐祐香/収録・フライヤー撮影:米倉伸/フライヤー照明:藤井光咲/宣伝メイク:安藤メイ/宣伝美術:本多伸二/WEB:小笠浩之/稽古場・舞台撮影:中島花子/脚本協力:濱﨑菜衣/制作:村田紫音/制作助手:松嶋奈々夢/字幕操作・制作助手:坂本奈央/制作進行:半田桃子(momocan)/バリアフリーサポート:NPO法人シアター・アクセシビリティ・ネットワーク(TA-net)・Palabra/製作協力:レプロエンタテインメント/主催:ピンク・リバティ/提携:公益財団法人東京都歴史文化財団 東京芸術劇場/助成:芸術文化振興基金助成事業
ピンク・リバティ
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繁華街に佇むそのアパートの一室は、隣に建った看板のせいで窓からの眺めがまるで見えなかった。
毎夜看板の光が色とりどりに揺れるその部屋で、伊野夏子は死んだ。二十歳を迎える少し前に、彼女はしずかに幽霊になった。
数年後。そこに引っ越してきた津島一郎に自分の姿が見えていることに、夏子は気付いた。
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ある孤独な地縛霊の女と、彼女を取り巻く人々の送る、醜く美しい群像劇。
湯川ひな/長友郁真(ハイバイ)/大西礼芳/北村優衣/斎藤友香莉/稲川悟史(青年団)/古野陽大(子供鉅人)/葉丸あすか(柿喰う客)/富川一人(はえぎわ)
脚本・演出:山西竜矢/音楽:渡辺雄司/舞台監督:杉山小夜/音響:谷井貞仁・齋藤正樹 (ステージオフィス)/照明:治はじめ/衣装:キキ花香/演出助手:菊池遥/記録・フライヤー撮影・オープニング映像:米倉伸/フライヤー照明:大﨑和/宣伝美術:目黒水海/宣伝メイク:渡邉瑠菜/舞台メイク指導:安藤メイ/WEB:広垣友里絵/稽古場・舞台撮影:中島花子/脚本協力:濱﨑菜衣・中村幸貴/制作:柴田紗希・佐藤栞/運営:村田紫音/制作協力:momocan/主催:ピンク・リバティ/一般社団法人EPAD・文化庁文化芸術振興費補助金(統括団体による文化芸術需要回復・地域活性化事業(アートキャラバン2))|独立行政法人日本芸術文化振興会
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