2006年よりユニットとして活動開始。「コンテンポラリー演劇」「ポストロック劇団」「札幌の異端児」などいろいろな言葉で呼ばれていますが、演劇で音楽をやろうと思っています。
札幌を拠点に今や全国で公演を行っている劇団、intro。物語性だけでなく身体と色彩感覚、そして五感を用いて描かれる舞台は、演劇という言葉では言い尽くせない体感を観たものに与え続けている。
2006年よりユニットとして活動開始。「コンテンポラリー演劇」「ポストロック劇団」「札幌の異端児」などいろいろな言葉で呼ばれていますが、演劇で音楽をやろうと思っています。
札幌を拠点に今や全国で公演を行っている劇団、intro。物語性だけでなく身体と色彩感覚、そして五感を用いて描かれる舞台は、演劇という言葉では言い尽くせない体感を観たものに与え続けている。
わたしーTHE CASSETT...
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蒸発
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ことほぐ
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アート
A面とB面のエンドレス再生
憧れのスターの声はところどころ掠れている
いつからか私のつま先と指先も掠れている
消えゆく前に、あたらしいメロディを鳴らすんだぜ
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intro、2013年の札幌♥東京2都市ツアー!
太宰治「女生徒」をモチーフに繰り広げられる、カセットテープガールズの日々の飛沫。
踊ったり歌ったり(!?)20人のガールズが、あなたの思春期から現在、さらに未来★を駆け抜ける!
わたし、さいごには必ず言うわ。
もう、ふたたびお目にかかりません。(なんちて)
菜摘/のしろゆう子/石田聡子/佐藤剛/Sun!!(ミジンコターボ)/宮沢りえ蔵(大悪党スペシャル)/福村まり/坂本祐以(劇団千年王国)/柴田知佳(劇団アトリエ)/佐藤愛梨(劇団パーソンズ)/高道みゆき/江崎未来/小川征子/斉藤詩帆/滝ヶ平愛美/田中春彦/寺地ユイ/松崎修/最上朋香/森田亜樹/山本茜
作、演出:イトウワカナ/原案:太宰治「女生徒」/振付:東海林靖志/映像、音楽:Anokos(古跡哲平、佐々木隆介)/舞台監督:高橋詳幸(アクトコール)/照明:高橋正和/舞台美術:川崎舞/衣装:中原奈緒美/宣伝美術:本間いずみ(Double Fountain)/企画、制作:intro (コンカリーニョレジデントカンパニー公演)
intro
家の中は雨漏りで水浸し。あらゆるところに水受けのバケツや皿やコップなどが置かれている。
久しぶりの実家に足を踏み入れた瞬間、目に飛び込んできた景色だった。
リョウヘイとゆきの若夫婦は、久しぶりにリョウヘイの実家へ帰省した。従兄弟のアツシが、自転車旅行で訪ねてきたと報せがあったのだ。
家の中でカッパを着たまま生活する母・テル子は、屋根を修理する気はないらしい。同じく帰省した兄・サトルは何もかもに無関心だ。我がもの顔で家へ出入する兄弟の幼馴染み・スマと、それを当然のように迎える母。ゆきは雨漏りの水に当たることを極端に嫌い、リョウヘイはこの家で居場所がなさげだ。家の様子もおかしければ、人もどこかおかしく、誰もが戸惑い、いびつだ。
そんな中、飼い犬の上杉さんだけが堂々と、そこにいる。
いるはずの妹が、ここにいない。
彼らの秘密が暴かれはじめるころ、家族は深い深い水の中へ潜っていく。
「あらら、どこにいったんだろう、未来!!!」
雨漏りのひどい一軒家を舞台に、現在過去未来の罪を擦り付け合う者たち。
僕らには大事な妹がいた。けれど、妹はどこへ行った?僕らの大事な妹を傷つけたのは誰だ?
僕らの大事な妹は、いつまで存在していたんだ?僕にも、誰にもわからない。けれど、今日は妹がうまれた日だった気がする。
さあ、祝おう。僕らは家族だ。まぎれもなく、僕らは家族だ。
2011年初演のintroの作品性を決定的にした代表作の再演。実験的でありながらも、あらゆる感覚を駆使するエンターテイメント!
菜摘/のしろゆう子/佐藤剛/松崎修(静と動)/有田哲(劇団アトリエ)/潮見太郎(劇団オガワ)/宮沢りえ蔵(大悪党スペシャル)
作・演出:イトウワカナ
映像:古跡哲平(Anokos)/音楽:佐々木隆介(Anokos)/振付:東海林靖志/舞台美術デザイン:川崎舞/美術製作・舞台監督:高橋詳幸(アクトコール)/照明:菅原渉吾(Luminous)/制作:富樫佐知子
intro
2012年夏。お金のない、けれども、すっかり腹の出た妊婦が3人。
アパートの一室で、取っ組み合いのケンカをしている。
愛子はバツイチ。交際中の相手は妻子があり、その男の子どもを妊娠している。
さとみは結婚しているが夫のDVが酷く逃亡中。さとみの妹のえりこは大学生。お腹の子どもの父親は誰だかわからない。そして3人とも、臨月間近である。
行くあてもないさとみとえりこは、愛子の部屋に居候していた。しかし、3人とも貧乏である。
さらにさとみが、全財産の4000円を欲望のままに頼んだ宅配ピザに使い込む。止まる水道、流れる汗。
授かりものと言えば聞こえはいいが、腹よりずっと重たいこころ。
働けど働けどなお、我が暮らし楽にならざり。じっと腹を観る。
けれどもわたしは、祝福のかたまりなのだ!
アパートの隣の公演では町内会の盆踊り大会の真っ最中。外では子ども盆踊り歌がにぎやかに鳴っている。(北海道の盆踊りは、子どもの部と大人の部に別れており、それぞれ踊る曲も違う)
そこへ隣人の杉田が水の入ったペットボトルを抱えてやってくる。彼はすべてを聞いていたのだった。
「妊婦がこんなに不幸なわけがない」「もっと幸せになるのだ」と言い張る3人は、そう言いながらも目先の幸福に飛びつき、公園の屋台から焼き鳥をくすねたり、ジュースをくすねたりとやりたい放題。
そんな彼女たちのもとを、愛子の兄でゲイの英一、えりこのバイト先の上司、さとみのDV夫、と、男たちが続々訪問。騒動が騒動を呼び、主張と主張がぶつかり合い、おなかの子どもはすくすくと育つ中、彼女たちを待受けていたのは杉田の衝撃的な告白だった。
遅すぎる一歩を踏み出した頃、夕暮れ、大人の盆踊りの時間が始まる。
大高一郎/菜摘あかね/のしろゆう子/佐藤剛/宮澤りえ蔵(大悪党スペシャル)/柴田知佳/加藤智之(DanieLonely)
作・演出:イトウワカナ
照明:相馬寛之/音響:橋本一生(intro・ISSUE)/舞台監督:高橋詳幸(アクトコール)/舞台美術:川崎舞/衣裳:中原奈緒美/ドラマトゥルク:西脇秀之(劇団回帰線)/宣伝イラストレーション:針/宣伝美術:本間いづみ(double fountain)/振舞台美術デザイン:川崎舞
JASRAC許諾番号:
9015824001Y43136
NexTone許諾番号:
ID000002082