カテゴリー コメディ,
劇団名 演劇ユニット貴楽屋
公演時期 2006/10/12
地域 関東
キャスト
岩本貴子/小林一喜/中村信行(なにわ三国志代表)/日野原希美/麒麟子/平沢昌幸/竹村登代志/木村裕一/喜楽/日高恵子/祖父江桂子/谷川恵津子(なにわ三国志)/今井光信/鹿野武史/仲谷岳志(声の出演)/美山ゆかり/深瀬純也/田中健吾/福原美玲/中村真歩
スタッフ
脚本:柴切正輝/演出:岩本貴子/音楽:JUN/照明:高倉強((有)ライトアップ)/音響:大西美雲/衣装:祖父江桂子・今野幸子/宣伝美術:平井辰夫/記録:JOE恋積・ライス大森/協力:(有)本田ステージプロデュース
あらすじ
「満腹食堂」
大田区、羽田空港線駅周辺を中心に栄えた下町糀谷、そこにある西糀谷商店街。
その一角に、主人公、貴子が、夫、裕一郎と営む「満腹食堂」がある。
関西から駆け落ちをした貴子の両親は、1960年、この「満腹食堂」を始める。
1967年に貴子、10年後に弟の直行が生まれるが、やがて父も母も、病魔や過労のため若くして他界してしまう。
貴子は高校を中退し、弟の面倒を見ながら店を継ぎ、まるで母の生き写しのように育っていった。
東京の下町生まれの下町育ちなのだが、感情が不安定になると、言葉が母親譲りの関西弁になってしまう。
「泣いたらあかん」は、母から散々言われて育った貴子の口癖。
西糀谷商店街では、今もこの言葉が、どこからともなく聞こえてくるのである。
「今回のおはなし」
ときは、2006年。一見変わらぬ西糀谷商店街にも、航空線高架工事に伴い、様々な変化が現れている。
思い起こせば、21世紀初の七夕に、貴子がこの世の奇跡とばかりに結婚し早や5年と数ヶ月。しかし望んでも望んでも子宝には恵まれない。
なんやかやと慌ただしく、人の世話を焼きながら、お母ちゃん根性むき出しに暮らしている貴子であるが、最近、周りの様子がどんどん変わっていき、どうもその変化にうまくついて行けなくなっている。貴子が世話を焼いてきた仲間たちも、徐々に成長、発展を遂げ、貴子は、次第に自分だけが取り残されていく気がしている。
「泣いたらあかん」シリーズ完結編。貴子とその仲間たちは、この先どうなっていくのか…。
平均: (0)
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