グループ風土舎は、児童映画・社会教育映画等を現岩波映像株式会社との提携共同で製作配給に携ることを目的とし、1978年に発足されました。
設立者はプロデューサーの多胡隆、監督の瀬藤祝、シナリオライターの関功の3人。
共同製作は順調に進展し、庶民の生活に光を当て、暖かく見つめたそのヒューマンな作風はこれまでにない劇映画として新風を吹き込み、文部大臣賞・厚生大臣賞など、数々の賞を受賞しました。
1995年には文化庁舞台芸術高度発信事業助成作品「赤い陣羽織」を、中央戯劇学院にて日本・中国共同制作で上演し、2006年まで数本の演劇作品を上演しました。
それ以降は映画や演劇の制作活動からは遠ざかっており、監督だった瀬藤祝の息子である瀬藤幹が社長をしている株式会社ジャパンコーポレーションのグループ会社として、不動産売買、仲介、賃貸、管理事業などを行っていたのですが、ミュージカル先品を上演したいという瀬藤社長の希望により、2023年3月から演劇制作部が設立され、活動を再開することになりました。
社長を含め、スタッフ3名という小さなグループではありますが、新時代に相応しい演出や手法を探りつつ、人々に感動をお届けすることを目標に活動していきます。