オセロが「室鷲郎(むろわしろう)陸軍中将」、デズデモーナが「鞆音(ともね)」と、ハムレットのオセロを日本人の物語におき換えた物語。
約120年前の川上音二郎一座の台本を使用。当時、本読み稽古の会場として使われた旅館「茅ヶ崎館」は、現在も存続しており、その広間&庭を舞台に上演した作品です。
この「正劇オセロ」で、川上貞奴がデズデモーナを演じ、それは日本の女優第一号が誕生した瞬間でした。
日本初の西洋式演劇の上演に思いを馳せ、日本語の美しい音色などを合わせてお楽しみください。
明治36年2月11日明治座初演台本使用 原作 シェークスピア 翻案 江見水陰
キャスト
石塚基光/岩崎雄一/鹿間範昭/長野フ裕明ンソン/小玉光邦/木村壽朗/渡辺真麻/長谷川由美/清水友美
スタッフ
演出:岩本一夫/劇中音楽: 清水友美・林潤(foolish fish) /音響効果:林潤/ビデオ撮影・編集:鈴木俊也・鈴木直美/スタッフ:日向正篤・建部昌臣・吉田大亮・斎藤拓巳・米屋麗子