前身となる“劇団健康”を経て1993年、KERAを主宰として、犬山犬子(現:犬山イヌコ)・みのすけ・峯村リエ・三宅弘城・今江冬子・藤田秀世・手塚とおるらで立ち上げ。公演をSESSIONと称することにも表れている通り、劇団員に加えて、客演陣やクリエイティブ・スタッフとともにナイロン100℃にしかできない表現を生んでいる。これまでナンセンスな笑いを交えた作品を始め、シチュエーション・コメディ、ミステリー・コメディなどを上演してきたが、近年は、岸田國士、フランツ・カフカ、別役実などをオマージュした作品、壮大な群像劇など、多彩な舞台を発表。2018年、結成から25年目を迎えた。