正月が差し迫った年の暮れ、日が暮れる頃に左官の長兵衛は博打に負け帰宅します。
家の中では女房・お兼が、娘のお久が出かけたまま帰ってこないことを気にしてふさぎ込んでいます。
お兼は長兵衛の放蕩に愛想をつかして家出したに違いないと長兵衛を責めます。
そこへ、吉原の角海老の手代藤助が訪ねてきます。お久を店で預かっているから迎えにきたということ。
長兵衛はお兼の着物を借りて出かけて行くのですが…。
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三遊亭圓朝の落語・人情噺が原作。当劇団でも1996年に上演した演目を装いも新たにお送り致します。
キャスト
本井えみ/小林範雄/小川一樹/山本香織/遠藤優香理/加藤朗史/城美美/佐々木翔太/早川剛史/絢音沙織(咲プロダクション)/森本剛
スタッフ
作:三遊亭圓朝/構成:北野ほたる/演出・脚色:加藤朗史/音楽:ヒトヨシノビタ/照明:樋口実/デザイン:佐藤吉/協力:神保直史(Studio Bisei)・イエローテイル・咲プロダクション・プロダクション タンク・ぷろだくしょんバオバブ・劇団ふくわらい