【EPAD】
2010年3月21日。1999年10月より10年間活動を続けてきたM-laboratoryの活動停止公演として上演された作品。一度きりの活動停止という三浦宏之のコンセプトから、アサヒアートスクエアにて1ステージのみの上演となる。動き続けてきたものが、停止する瞬間。それは身体においても、時間においても、空間においても同じ条件によって、同じ状態を伴って立ち上がる。踊りが立ちあがる瞬間と、それが停まる瞬間は同義であり、総ては0から始まり0に集約される。生と死、有と無、真と虚、それらシンプルな要素を極限まで純化し、ダンサー8人の身体と、丸山武彦の照明、宮内康乃の楽曲とによって構成した。M-laboratory活動の集大成であると同時に、その結晶とも言える作品。
ここからM-laboratoryは7年間の活動停止期間に入る。
EPAD・・・「緊急舞台芸術アーカイブ+デジタルシアター化支援事業」
(文化庁「文化芸術収益力強化事業」)の略称です。
本サイトでは、同事業において、新旧の舞台芸術の映像を配信できるように権利処理した作品に【EPAD】の印をつけています。
キャスト
上村なおか/江頭慶子/笠井瑞丈/兼盛雅幸/草野千裕/斉藤栄治/鈴木秀城/丸山武彦
スタッフ
振付家:三浦宏之
/音楽:宮内康乃/照明プラン:丸山武彦/照明オペレーター:古矢涼子/舞台監督:十亀脩之介/舞台写真撮影:小熊栄