劇団綺畸出身の小林弘直(企画)、植松厚太郎(作・演出)が大学在学中の2010年に結成。2015年の第2回公演「ゆうちゃんの年」で本格的に始動し、以降は定期的に作品を発表している。口当たりの良い会話劇に大胆な設定を掛け合わせ、どこか跡に濁る現代の人間模様を描く。第3回公演「午前3時59分」(作・植松)で第24回OMS戯曲賞佳作を受賞。
劇団綺畸出身の小林弘直(企画)、植松厚太郎(作・演出)が大学在学中の2010年に結成。2015年の第2回公演「ゆうちゃんの年」で本格的に始動し、以降は定期的に作品を発表している。口当たりの良い会話劇に大胆な設定を掛け合わせ、どこか跡に濁る現代の人間模様を描く。第3回公演「午前3時59分」(作・植松)で第24回OMS戯曲賞佳作を受賞。
午前3時59分(定点映像)
立ツ鳥会議
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ゆうちゃんの年(定点映像)
立ツ鳥会議
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立ツ鳥会議
匂坂桜子は高校卒業後、地方から単身で上京し、深夜の小さなバスターミナルでアルバイトをしている。地元には何一ついい思い出がない。恋人や親友の裏切り、冷たい先生、粗暴な父親、自分を見捨てた母親……。だが結局、東京でも再びつらい立場に置かれた桜子は、過去と現在の混濁の中で悟る。新たな出逢いなど、この世には決して存在しないということを。
孤立した小さな世界に生きる人々を徹底した一人多役で描く異色の会話劇。第24回OMS戯曲賞佳作受賞。
鶴たけ子/荒川大(劇団ハーベイ)/加藤歩美/中川慎太郎(劇団ダブルデック)/津島一馬/石原夏実(すこやかクラブ)
脚本・演出:植松厚太郎
舞台監督:小林弘直/舞台:野口裕輝/音響:イサカトモフミ・岡みのり/照明:椙山拓生・鶴田聡・黒澤なつみ・ゴロ六郎(劇団ダブルデック)・谷本千夏/衣装:杉本美佳・森澤佑紀/宣伝美術:寺下沙希・荒川大/WEB:篠原優/制作:盛田太郎・伊藤久美子・木下詩織・寺内緑/サポートスタッフ:大谷有佳・松村英昌/撮影協力:片桐進太郎
立ツ鳥会議
ある事件をきっかけに、日本で生まれた約100万人の子供が全員「ゆうちゃん」と名付けられた一年。その年に生まれた「ゆうちゃん」は互いに強固な一体感で結ばれる一方、「ゆうちゃん」以外の人間を相手にすると途端にコミュニケーション不全に陥ってしまう。自他の不可分な一体性を謳歌していた「ゆうちゃん」たちにある感情が芽生えた時、同調性の楽園は緩やかに崩壊へと向かう。
大胆な設定とユーモラスなダイアローグに、ムーブメント、世代間ギャップ、同調圧力、自己同一性の問題を織り込んだカルト会話劇。
荒川大/大竹加耶子/鶴田聡/石原夏実/笠浦静花/千代田修平
作・演出:植松厚太郎
舞台監督:小林弘直/舞台:村田翔平/照明:杉山拓生・近藤多聞・片桐聡・乙黒和彦/音響:伊坂共史・久保田悠介/衣装:原田彩/宣伝美術:長谷川和弘/制作:中野和哉・盛田太郎・伊藤久美子
JASRAC許諾番号:
9015824001Y43136
NexTone許諾番号:
ID000002082