つかこうへいが東京都北区の行政バックアップの元に立ち上げた劇団「北区つかこうへい劇団」に所属していた俳優、高野愛と小川智之、同じく劇作家・演出家の渡辺和徳による演劇ユニット。以後、10年に渡ってつかこうへいに師事し、2011年、北区つかこうへい劇団の解散公演「飛龍伝’90」(紀伊國屋サザンシアター)では渡辺が演出、高野・小川両名が主演し、好評を博した。
9PROJECTでは、70〜80年代のつかこうへい作品を中心に上演。その強烈な“演出”ではなく“戯曲”に注目することにこだわり、つか作品を上演する団体としては珍しく、戯曲に一切の脚色をすることなく上演している。
つかこうへいが東京都北区の行政バックアップの元に立ち上げた劇団「北区つかこうへい劇団」に所属していた俳優、高野愛と小川智之、同じく劇作家・演出家の渡辺和徳による演劇ユニット。以後、10年に渡ってつかこうへいに師事し、2011年、北区つかこうへい劇団の解散公演「飛龍伝’90」(紀伊國屋サザンシアター)では渡辺が演出、高野・小川両名が主演し、好評を博した。
9PROJECTでは、70〜80年代のつかこうへい作品を中心に上演。その強烈な“演出”ではなく“戯曲”に注目することにこだわり、つか作品を上演する団体としては珍しく、戯曲に一切の脚色をすることなく上演している。
堕ちて今、君を想ふ。
9PROJECT
(1)
9PROJECT
須永中尉が死んだ。
かつての上官、鷲尾少将の元を訪れた医者の柾木は、衝撃の事実を告げられる。
国の英雄と言われた中尉が、妻に殺されたというのである。
その手で両の目をえぐられて…。
先の戦争で名誉の負傷を負い、手足を失い、耳も聞こえず口もきけない“芋虫”となった須永中尉。
三年の間、その夫の世話をしてきた妻・時子。
なぜ妻は、夫を手にかけたのか。
中尉に唯一残された表情機関であるところの目を、なぜ潰さなくてはならなかったのか。
柾木は時子と語らううちに、二人の間の隠された生活を知ることになる。
「ユルス…。その一言で、私は生きていける」
何が人間を人間たらしめるのか…。
運命に翻弄された一組の男女の、罪と赦しの物語。(原作=江戸川乱歩「芋虫」)
高野愛/小川智之/相良長仁/人見早苗/仲道和樹/遠山結子/阿部雄大
原作:江戸川乱歩「芋虫」より
脚本・演出:渡辺和徳
舞台監督:久保田智也/照明:齋藤拓人/音響:葵能人
9PROJECT vol.20「象」
9PROJECT
5/18(土) 18:00
6/1(土) 18:00までアーカイブ視聴
9PROJECT
5/18(土) 18:00
6/1(土) 18:00までアーカイブ視聴
9PROJECT vol.19「つか版・忠臣蔵」
9PROJECT
11/18(土) 18:00
11/30(木) 18:00までアーカイブ視聴
9PROJECT
11/18(土) 18:00
11/30(木) 18:00までアーカイブ視聴
販売終了
9PROJECT
配信開始: 2024/5/18(土) 18:00
アーカイブ視聴: 2024/6/1(土) 18:00
【劇団名】
9PROJECT
【タイトル】
vol.20「象」
【公演会場】
上野ストアハウス
【配信開始日時】
2024/5/18 18:00 ~
【あらすじ】
男「静かに死んでしまいたいとは思いませんか?」
病人「思わないね。俺はむしろ、死ぬ前に殺されたいと思っている」
男「何故?」
病人「知らん。情熱的に生きたいのさ」
原爆で焼けた背中のケロイドを人々に見せ、喝采をもらっていた病人はその時の熱情が忘れられず、病床にある今も“あの町”に帰りたいと願っている。しかし、悲劇の記憶は人々の記憶から失われて久しく、集まる観衆はどこにもいない…
70〜80年代のつかこうへい作品に挑戦し、その原点を探し続けてきた9PROJECT。20作目の節目に新たな扉を開ける一作は、つかこうへいが最も直接影響を受けたであろう別役実氏の作品から『象』を上演します。
【キャスト】
小川智之・井上裕朗・高野愛・浦島三太朗・璃音
【スタッフ】
作:別役実
演出:渡辺和徳
舞台監督:久保田智也
照明:丸山武彦
音響:内藤勝博
【上演時間(目安)】
120分
【チケット販売終了日時】
2024/6/1 15:00
【問合せ先メールアドレス】
info@9-project.net
販売終了
9PROJECT
配信開始: 2023/11/18(土) 18:00
アーカイブ視聴: 2023/11/30(木) 18:00
【劇団名】
9PROJECT
【タイトル】
vol.19「つか版・忠臣蔵」
【公演会場】
上野ストアハウス
【配信開始日時】
2023/11/18 18:00 ~
【あらすじ】
「其角はんにはこの芝居で、四十七人、皆殺しにしてもらいます」
松の廊下で刃傷沙汰が起こった。着物の裾を踏んですっ転んだ浅野内匠頭が、泡を食って刀を振り回したらしい。大石内蔵助は読み書きのできない主君のため、代わりに辞世の句を書いてくれる作家を求めて、宝井其角の元を訪ねる。さっさと切腹を済ませてお家再興を待つつもりだったが、其角はこのどうしようもない事件を“一級の美談”に仕立て上げ、芝居に掛けることを思いつく…。
仇討ちよりも家のローンが心配な大石内蔵助。根っからの善人にも関わらず、必死に敵役を演じる吉良上野介。売れる芝居を書くためなら、男女を心中“させる”ことも厭わない近松門左衛門。
一向に仇討ちをしない家臣たちに苛立ちながら、其角と役者たちは“忠臣蔵”を作り上げていく。其角が必死になるその訳には、近松に奪われた女・志乃への激しい慕情があった…。
【キャスト】
三咲暁人(劇団暁)・高野愛・武智健二・小川智之・仲道和樹・新澤明日・花渕まさひろ・相良長仁・宮迫誠
【スタッフ】
【上演時間(目安)】
120分+アフタートーク30分
【チケット販売終了日時】
2023/11/30 15:00
【問合せ先メールアドレス】
info@9-project.net
JASRAC許諾番号:
9015824001Y43136
NexTone許諾番号:
ID000002082