2012年5月、30年の活動に終止符を打った舞台芸術カンパニー、パパ・タラフマラの演出家小池博史が同年6月より始動。 創造力を核に据え、創作、教育、発信を三本柱に各々の連携を生み出そうとするプロジェクトである。 舞台作品制作だけでなく映像・写真・インスタレーション・文章などあらゆるメディアを活用した多角的な発信を行なう。またイベント・講演会・ワークショップ・教育プログラムの実施など、“からだを使って考える”事の出来る人材の育成も含め、包括的な視野で世界と時代と文化の架け橋を創り出す為のアートプロジェクトとして日本国内世界各国を舞台に活動する。
2012年5月、30年の活動に終止符を打った舞台芸術カンパニー、パパ・タラフマラの演出家小池博史が同年6月より始動。 創造力を核に据え、創作、教育、発信を三本柱に各々の連携を生み出そうとするプロジェクトである。 舞台作品制作だけでなく映像・写真・インスタレーション・文章などあらゆるメディアを活用した多角的な発信を行なう。またイベント・講演会・ワークショップ・教育プログラムの実施など、“からだを使って考える”事の出来る人材の育成も含め、包括的な視野で世界と時代と文化の架け橋を創り出す為のアートプロジェクトとして日本国内世界各国を舞台に活動する。
船を見る~SHIP IN A ...
小池博史ブリッジプロジェクト
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HEART of GOLD~百...
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風の又三郎 ODYSSEY O...
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小池博史ブリッジプロジェクト
その他
【EPAD】
海と横丁の物語
故郷の、海辺の町を舞台に、様々な人間模様や風景が描かれる。小池が故郷をモチーフに制作。日本という風土を強く意識させる。世界中の一流劇場で公演し続けてきた作品。
演出家小池博史の原風景である、60年代の海辺の町をモチーフとした作品。 「船」とはその町と外の世界を結ぶもの、外の世界への出口でもある。ノスタル ジーに満ちた海辺の町の光景を詩情を湛えて描きつつ、人間の内にある素朴 で満たされない脱出願望を「船」に託す。
ゆっくりと船が横切る。舞台中央にそびえ立つポールは船のマストのようでもあり、校庭に立つポールのようでもある。ノスタルジックな歌声が 響く。モノトーンの衣装に身を包んだ人々。抑制された動きはやがて激しいダンスとなり、一転、舞台は壮大なヴォイスの場となる。
林檎を食べる女。納豆 売りの歌声。教室の風景。人形と踊る怪しい男。日常的な、それだけに根深い感情が顔を覗かせる。
何処へ行くのか、何処へも行けないのか。
人々はそれでも、ゆっくりとステップを踏む。
EPAD・・・「緊急舞台芸術アーカイブ+デジタルシアター化支援事業」
(文化庁「文化芸術収益力強化事業」)の略称です。
本サイトでは、同事業において、新旧の舞台芸術の映像を配信できるように権利処理した作品に【EPAD】の印をつけています。
小川摩利子/松島誠/白井さち子/鈴木美緒/縫原弘子/三浦宏之/小林伸江/小神野貴子/関口満紀枝/寺西愛/中村真咲/ヤン・ツイ・クック
作・演出:小池博史
/美術:福島直美・近藤恵一・佐々木成明・小池博史/音楽:菅谷昌弘・中村明一・八木美知依/オブジェ:宮木亜弥・田中真聡・松島誠/ライトオブジェ:森脇裕之/衣装:浜井弘治・磯本良一/照明:関根有紀子/音響:山本浩一・江澤千香子/ステージコーディネーター:菊地凡平/舞台監督:安部田保彦
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その他
【EPAD】
「いますぐそいつを脱げ」「なぁに、世界なんてまた作ればいいんだ。2人で!今宵から!」
世界的ベストセラー小説「百年の孤独」にパパ・タラフマラが挑む! 設立時からの念願が24年の時を経て実現した。超現実的で、生々しく、時にユーモラスな、ブエンディーア一族百年史。
ガルシア・マルケスの「百年の孤独」からインスパイアーされた本作は、現実と非現実の境目を自在に行き来しながら、性欲に溺れ、孤独に悶える、悲しくも愛しき人間たちを描き出している。
強烈な個性を放つ男と女が入れ替わり立ち代わり、生々しく、時にユーモラスに一族の百年史を刻んでゆく。泥臭さと気品漂う骨太エンターテイメント。ブラジ ル、アメリカ、日本の一流スタッフ陣と豪華キャストを迎え、魔術的リアリズムと言われる荒唐無稽な飛躍世界は新たなイメージとして舞台芸術(クロス・メ ディア・アート)に変換された。
EPAD・・・「緊急舞台芸術アーカイブ+デジタルシアター化支援事業」
(文化庁「文化芸術収益力強化事業」)の略称です。
本サイトでは、同事業において、新旧の舞台芸術の映像を配信できるように権利処理した作品に【EPAD】の印をつけています。
小川摩利子/松島誠/白井さち子/関口満紀枝/あらた真生/池野拓哉/熊谷知彦/Sylvestre Guedes/Emilie sugai/James Nunes de Oliveira/Chun Chow Lee/今井朋彦/下町兄弟
作・演出:小池博史
/美術:小池博史・松嶋/誠/作曲:ポール ドレッシャー・菅谷昌弘/オブジェ:山口百合子/ライト・オブジェ:森脇裕之/キネティックオブジェ:田中真聡/人形制作:宮木亜弥/映像:Rachel Rosalen・網代將登/衣装:久保薗美鈴/メイクデザイン:柳延人/照明:関根有紀子/音響:江澤千香子/舞台監督:大谷地力/宣伝美術:葛西薫・安藤隆・引地摩里子/制作:樽崎由佳・高橋直子・菊池理恵・橋本礼・南波冴・浅井香
小池博史ブリッジプロジェクト
<原作・宮沢賢治著「風の又三郎」あらすじ>
ある風の強い日にやってきた転校生の三郎は、風のようないたずらをする不思議な子であった。ある日、地元の子どもたちと三郎が馬で高原へ遊びにいった際、馬が逃げ出しそれを追った嘉助は、深い霧の中で昏倒しながらガラスのマントを着て空を飛ぶ三郎を見る。その後、すぐに転校した三郎を、子供たちはその地で伝承される風の神の子“風の又三郎”であったというのだった。
村の子供たちの心象風景を現実と幻想の交錯として描いた物語。
<参照「風野又三郎」>
主人公である風の精、又三郎が様々な大地や海を駆け抜ける物語を村の子供たちに語りかける。そこには自然と人間の密接な関係が描かれている。風の精の長であるヘルマン大佐や、又三郎の兄弟が登場し、低気圧(サイクルホール)、海風、陸風、暴風など様々な風が、地球全体を循環する物語が語られる。
本作と大正年中に書かれていたいくつかの村童スケッチ「種山ヶ原」、「さいかち淵」などが挿話として取り入れられ、より現実的な物語へと改編されたものが「風の又三郎」として賢治が没翌年(1934年)に発表された。
<小池博史ブリッジプロジェクト「風の又三郎-Odyssey of Wind-」について>
本作は、「風の又三郎」「風野又三郎」を原作としつつ、小池博史が、又三郎や風の精たちを通して自然と人との関係を描き、東日本大震災と福島第一原発事故のあった「3・11」後の世界を見つめ直す作品として再構築した。
小池は「これまでの社会は見えないものを切り捨ててきた。見えない風を舞台で可視化することで、何が見えてくるのか、頭で考えるのではなく“感じて”ほしい」と話す。
演者:清水寛二/松島誠/小谷野哲郎/河内大和/谷口界/松縄遥
演奏:中村明一(尺八)/下町兄弟(ジャンベ・パーカッション)
演出・脚本・振付・構成:小池博史/舞台美術:鈴木康広/作曲:菅谷昌弘・中村明一/衣装:浜井弘治/映像:飯名尚人
JASRAC許諾番号:
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NexTone許諾番号:
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