カテゴリー ドラマ, 時代劇(歴史劇),
劇団名 劇団ヒラガナ( )
公演時期 2019/09/12
地域 関東
キャスト
陣間仁/舞音/伊藤洸市/水城/ヒロシハジメ/中易真実子/鈴木愛唯/友梨奈/岩本紗和/斉藤大生/小林嘉幸/山田理未/柏木妃奈/吉川さちえ/陽彩/大矢沙弓/髙野めぐ美/髙﨑みのり
スタッフ
脚本・演出・作詞:矢代順/舞台監督:内山美樹/音響:音無ドレミ/照明:明星照美/作曲:渡部裕美・堀木康太郎・蘭風/大道具:だい組タテル/小道具:KoDo倶楽部/衣装:e-SHOWBoo-F/助監督:野中大輔/殺陣指導:伊藤玄/歌唱指導:木下慎慈/振付:わきりか/宣伝美術:Raimaru/制作:高野真実/広報:池澤恵美子・本多正浩/舞台スタッフ:戸田善斉・戸簾一成/アドバイザー:ChamiOsami・おこげ・彩/営業:杉谷貴之/プロデューサー:櫻井祐子/協力:JDC・日本洞窟クラブ/共催:株式会社キルト/主催:劇団ヒラガナ( )
あらすじ
戦国時代。
家康の護衛を担った腕利きの忍『友部花吉(ともべはなきち)』は、
任務の傍らで、とある侍を殺め、
その息子と娘をみなしごにしてしまう。
忍の同胞、『半蔵(はんぞう)』が
続けざまに幼子を始末せんと動いた瞬間、
花吉は掟破りと知りながらもその刀を止め、
赤子の娘だけを連れ去り
奇しくも自らが親代わりとなり育てることとなる。
やがて世はうつろい、忍の役割が薄まる慶長4年。
すでに武家を離れた花吉は、
殺めるための忍術を喜ばせるための娯楽に変え、
貧乏長屋に笑顔を振り撒く花火職人となって、
娘に誇られる父を演じながら
かりそめの幸せを噛み締めていた。
そんなある日、娘の『灯李(あかり)』は、流浪の侍と出会い、
自らの生い立ちを知ることとなるが、
この男こそ、あの日生き別れた兄『慎之介(しんのすけ)』であり、
仇討ち目的で花吉に近寄ったことは知るよしもない。
一方、時を同じくして、かつての同胞、忍の半蔵も、
家康の命により花吉を伐たんと出陣する。
かくして、三者三様の男たちが織り成す因縁の渦中で、
灯李はぽつり何想うのか。
己の父は・・・憎き忍か?優しき花火職人か?
育ての親が産みの親に土下座しながら、
すべての悔やみを火薬に乗せて、
今宵、花吉、最後の花火が夜空を彩る。
見上げるくノ一、秋うらら。
忍、偲ばせ、いと恋し。
平均: (0)