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劇団名 りゃんめんにゅーろん
公演時期 2018/08/26
地域 近畿
キャスト
とだ直史(劇団Bee-ple)/山本稚奈/水木たね
スタッフ
脚本・演出:南出謙吾
音楽:Yousei Suzuki/照明:中村藍子
あらすじ
男と女の実質は二人芝居。女に山本稚奈さんをお迎えしたバージョン。別に水木たねさんを女にお迎えしたバージョンもあります。 男と妻、男と女、妻と女の3人の関係を、近づきつつある妻の死期と途絶えぬ川の流れ、自然の中に埋め込み、静かに描いた作品。 男はどこまでも妻に献身的に尽くす。妻は病床が重いようで、その言葉が客席まで聞こえることはない。 男の一人芝居のように、淡々とつぶやきにも似た言葉が重ねられる。男は近況を報告する。近況の共有こそが、ふたりの、ささやかなエンターテイメントなのだ。 愛人の女は生命力に満ちている。男の仕事は忙しく、愛人である女の献身がなければ、妻の看病が困難なのだ。二人の関係は、お互いを理解したうえで、危うい線のうえを、そっと歩いていようだ。最後の場面では、女に、妻の看病の機会をもらった男が妻のサポートをする間、同時に女も部屋で独り過ごしている。妻は何も語れないし、女も何も語らない。淡白な時間の中、それぞれの想い、あるいは環境が、にじみ出る、控えめな作品です。
平均: (0)
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