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劇団名 仙台シアターラボ
公演時期 2014/06/20
地域 東北
キャスト
野々下孝/本田椋/飯沼由和/豊島豪
スタッフ
照明:山澤和幸/音響:藤田翔(キーウィサウンドワークス)/舞台監督・舞台美術:澤野正樹/テクニカルアドバイザー:鈴木拓(boxes Inc.)/宣伝美術:川村智美/情宣写真:佐々木隆二/制作協力:佐々木一美/製作:仙台シアターラボ
あらすじ
構成・演出
今回の舞台は、一九四四年にフランスで刊行された、アルベール・カミュの戯曲「カリギュラ」をモチーフにしている。
暴君として知られる、ローマ帝国第三代皇帝カリギュラを題材に書かれた戯曲である。
「カリギュラ」の登場人物たちは皆恐ろしい程の情熱で幸福へと向かう。
困難を見付けだす努力こそが才能であり、才能のある者だけが見ることができる最果てに、彼等は向かう。
「幸福の果てには、苦しみの国があり、苦しみの果てには、不毛のすばらしい幸福がある。」
そんな、意味は通らないが、感覚的に分かるイメージを「カリギュラ」は孕んでいる。
戯曲に書かれたことは、その時点で全て死んでいる。ゆえに時代や言葉の壁を越えることはできない。
しかし「カリギュラ」が孕むイメージは、現在も生々しく脈打ち、今、日本に住んでいる我々がイメージするものと繋がっているのだ。
「カリギュラ」が孕むイメージを我々が孕み直し、
カミュが生んだ「カリギュラ」を我々が生み直す。
1944年にフランスの作家カミュが書いた作品を、2014年に日本で上演するということはそういうことだ。
我々は信じている、
イメージが、時代も国境も超えて観客に着床することを。
そしてそのときこそ、作品が普遍性を獲得することを。
それができる演劇が現代劇なのだと。
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