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劇団名 中野坂上デーモンズ
公演時期 2017/06/24
地域 関東
キャスト
鈴真紀史(はえぎわ)/三森麻美/安達可奈(ビッケの一派)/高橋花生(右マパターン)/きずき/石井エリカ/椎田紗和子/佐藤来夏(スマッシュルームス&SR)/古田貴美恵/ゆかりごはん/矢野杏子/中尾仲良/井出口裕樹/山村篤史(ひねもすほろすけ)
スタッフ
照明:葛生英之(kiesselbach)/舞台監督:大石晟雄(劇団晴天)/音響:dezimoe舞台美術:金座(佐藤翔・稲永英俊)/舞台補佐:ゾンビくん/当日運営・票券:ふくおかかつひこ/当日運営補佐:鐸木のすり/告知映像:サワノフロムヘル/撮影:木村聡志/宣伝美術:松森モヘー/チラシ作成:松森藍子/企画・制作:中野坂上デーモンズの憂鬱
あらすじ
フリーテンプルとでも言えばいいのか。
無宗教の祈りを捧げる場。
教会というと十字架を思い浮かべるが、
この建物は宗派のない人々の祈りのために開かれている。
2階建の建物であり、舞台となるのはその1階に位置する白い部屋。
天井は高く、小さな窓がある。
この部屋は『祈りの場』であると同時に、
生活の分岐点に位置する、フリースペースだ。
部屋の正面奥は祭壇のようになっていて、
現代アートと共とれるような木製のモニュメントが据えられている。
その奥には赤い仮面が飾ってあって。
部屋には赤い扉がみっつ。
下手に「ひとつ」と、上手に「ふたつ」。
下手「ひとつ」の扉は廊下へとつながっている。
その廊下は、先生の部屋・面会室・浴室・トイレ、
そして玄関へとつながっている。
上手「ふたつ」の扉、奥・祭壇側は、食堂・調理室へとつながっており、
手前は2階と、3階の屋上へと続く階段に繋がっている。
2階には10室の宿泊部屋とトイレ。
部屋にはそれぞれ花の名前が付けられていて。
3階は屋上のみのスペースである。物干し台、倉庫。
小高い丘に位置するこの建物の屋上からはこの辺りが一望できる。
屋上からさらに見上げるように後方を眺めると、
少し先に、小さく洋風の墓が見える。
この建物の設計者、建築家『ピーター・ペレ』の墓である。
遠くには海も見える。
そして海沿いには白いタンクの並ぶ、大規模な施設群が並んでいる。
感謝祭の名の下に集まった人々。
その感謝祭に迎え入れられた人々。
各々の想いと理由を持ち、再会を目的に山奥へやってきた。
何にせよ、
招かれた者、この場所で生活をする者が入り混じり、物語は始まっていて。
ある3日間の日常。
男1人、女15人、笑って呻いて人の群れ。
平均: (0)