【タイトル】
しんゆりシアター 劇団わが町 第12回公演「わが町しんゆり~ソーントン・ワイルダー『わが町』より~」
【公演会場】
川崎市アートセンター アルテリオ小劇場
【配信開始日時】
2022/12/3(土) 13:00 ~
【あらすじ】
コロナのせいで、多くの劇団が、公演中止や延期をする羽目になっているのに、〈市民劇団・劇団わが町〉は、幸いにもそんな目に遭うこともなく、順調に公演を重ねて、10年になる。アートセンターも、誕生して15年の節目を迎える。
こうした節目の年にふさわしい演目は何だろう、と考えて、やはりそれは出発点に立ち返ることだろうと思った。出発点――『わが町しんゆり』の再演である。
1937年、リアリズム全盛の世界の演劇界に、彗星のように登場したワイルダーは、演劇はこうあるべきだという考えから、ひとり自由だった。あり得ることしか許されない時代に、何でもありの、観客の想像力を信頼した演劇を作った。代表作が『わが町』である。現代劇の出発点というべきその『わが町』を、日本に翻案できないかと試みたのが、長岡輝子さんの『わが町溝の口』である。(劇団わが町でも2016年に上演している。)それ以後、大勢の劇作家たちが、それぞれの地域の名を冠した『わが町』を試みている。その「しんゆり版」を試みたのである。それもオリジナル版と、同じ舞台で、同時進行で。ワイルダーの何でもありを、私なりに発展させたつもりだった。
評判になったそれを、再演しようというのである。台本には多少の手を加えた。この10年で、劇団が『わが町』の名にふさわしいものになったかどうか、見届けていただきたい。
ふじたあさや
【キャスト】
劇団わが町劇団員
【スタッフ】
作・構成・演出:ふじたあさや
美術:池田ともゆき
照明:坂本義美
音楽:藤原豊
音響:山北史朗
衣裳:宮岡増枝
舞台監督:野口岳大
演出助手:原田亮、森山蓉子(ともにPlatanus)
宣伝美術:中村圭介(ナカムラグラフ)
主催:川崎市アートセンター
企画・制作:川崎市アートセンター/ NPO 法人KAWASAKI アーツ
【上演時間(目安)】
2時間
【チケット販売終了日時】
2022/12/17 11:00まで
【問合せ先メールアドレス】
ticket@kawasaki-ac.jp
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