【劇団名】
NICE STALKER’
【タイトル】
新訳「あわれ彼女は娼婦」ワークインプログレス公演 9/24(土) 19:30公演
【公演会場】
スタジオ空洞
【配信開始日時】
2022/09/24 19:30 ~
【あらすじ】
1630年頃にイギリスの劇作家ジョン・フォードによって書かれた古典作品です。シェイクスピア等を輩出している「エリザベス朝演劇」の末期に上演された、ジョン・フォードの代表作であり、フォード版「ロミオとジュリエット」とも評されるその物語は、「近親相姦」という禁忌を犯したジョヴァンニとアナベラ兄妹の恋愛を軸に描かれる愛憎劇。今なお賛否分かれながら、世界中で上演され続けている「妹萌え」の問題作です。
今回の公演では、同作をイトウシンタロウが新訳版として翻訳。「妹萌え」という、現代日本…とりわけライトノベルやアニメ文化に通底するモチーフを、令和の時代にあった言語感覚で「観やすい」古典として再構築します。2023~24年頃の「全編上演」を目指し、今回はそのワークインプログレスとして、本作から抜粋したシーンを再構成し、劇作の「途中過程」として広く公開しようという試みです。終演後、フィードバックをもらうことで、「全編上演」時の方向性を観客と共に探る事ができれば…と考えています。
原義は「制作途上/工事中/進行中」を意味する言葉で、美術・音楽・演劇等の分野では概ね、「WIP公演」と題して未完の作品を試験的に上演する催しを指します。「完成された作品」から表現されるものだけでなく、それを作るプロセスそのものの中にも、作品の大切なコトがある、という考え方が根底にあります。そんな、完成時にはむしろ削がれて失われてしまう「柔らかい部分」、普段は作劇の現場に居合わせた人間しか見ることのできない「演劇的な瞬間」、言うなれば「船上の漁師しか食べられないお刺身」のようなお芝居を、観客の皆様にお出しする公演 =「WIP:ワークインプログレス」です。
NICE STALKERでは毎公演、終演後アンケートでいただいた内容の「ほぼ全文公開」を行っていますが、今回はそれに加え「ほぼ全文へイトウが回答&お返事!」という企画を予定しております。「全編上演」に向けた建設的なアイデアから下世話なご感想、応援、激励、無駄話まで…幅広く、皆様からのフィードバックをお待ちしております!(全文の掲載、全回答をお約束するものではありません。)
今公演では劇団名に「NICE STALKER’」と「’」(ダッシュ=類似した別物を表す数学表記)を付して、団体の進むべき新たな方向・展開を模索し、まだ見たことのない場所を目指します!
【キャスト】※50音順
イグロヒデアキ、大森翔吾、玉一祐樹美(劇想からまわりえっちゃん)、チカナガチサト、東京ドム子、みずき(劇団チャリT企画)、森耕作
【スタッフ】
【上演時間(目安)】
90分~100分前後を予定(変動の可能性あり)
【チケット販売終了日時】
2022/10/08 17:30まで
【問合せ先メールアドレス】
office@nice-stalker.com
※プレミアム・VIPチケットの詳細は公式WEB http://nice-stalker.com/aware_kanojo_ha_shofu_wip#ticket-price をご覧ください。プレミアム・VIPの特典については、チケット購入後に改めてメールで詳細をご連絡いたします。
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