第24回(2017年)佳作:植松厚太郎
午前3時59分
作品情報
【劇団】
立ツ鳥会議
【出演】
鶴たけ子/荒川大(劇団ハーベイ)/加藤歩美/中川慎太郎(劇団ダブルデック)/津島一馬/石原夏実(すこやかクラブ)
【スタッフ】
脚本・演出:植松厚太郎
舞台監督:小林弘直/舞台:野口裕輝/音響:イサカトモフミ・岡みのり/照明:椙山拓生・鶴田聡・黒澤なつみ・ゴロ六郎(劇団ダブルデック)・谷本千夏/衣装:杉本美佳・森澤佑紀/宣伝美術:寺下沙希・荒川大/WEB:篠原優/制作:盛田太郎・伊藤久美子・木下詩織・寺内緑/サポートスタッフ:大谷有佳・松村英昌/撮影協力:片桐進太郎
【あらすじ】
匂坂桜子は高校卒業後、地方から単身で上京し、深夜の小さなバスターミナルでアルバイトをしている。地元には何一ついい思い出がない。恋人や親友の裏切り、冷たい先生、粗暴な父親、自分を見捨てた母親……。だが結局、東京でも再びつらい立場に置かれた桜子は、過去と現在の混濁の中で悟る。新たな出逢いなど、この世には決して存在しないということを。
孤立した小さな世界に生きる人々を徹底した一人多役で描く異色の会話劇。第24回OMS戯曲賞佳作受賞。